小さなお葬式は費用が安い、手間が少ないなどメリットがたくさんあるように見えますが、逆にデメリットとかはないの?と思いますよね?
・小さなお葬式で気を付けるべき点が分かる
・メリット・デメリットが分かり「こんなはずじゃなかった」と後で後悔しなくて済む
・実際に利用した住職が感じたリアルな声が聞ける
住職でありながら、実際に小さなお葬式で葬儀をしたことがある私が、
感じたメリット、デメリットを紹介します。
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実際に小さなお葬式をして感じたメリットとデメリット
今から数年前、身内の死に伴い、小さなお葬式でご葬儀をという話が持ち上がりました。住職として、一般的なご葬儀を行うことが多かったのですが、実際にサービスを利用する側になってみて、初めて感じたことなどもたくさんありました。
以下、私が感じた親族のみの小さなお葬式のメリットです。
- 故人との最後のお別れの時間をゆっくりと過ごせる
- 葬儀にかかる費用を大幅に抑えることができる
- 斎場の決定などの手間が省ける
- サポートセンターが24時間対応している安心感
- 宗派にこだわらず自由でオリジナルな葬儀形態を選べる
故人との最後のお別れの時間をゆっくりと過ごせる
ご葬儀を執り行うとき、参列者をどうするかなど、親族への対応から喪主としての挨拶、寺院の手配など目が回るようなたくさんの事に追われます。この状態では、故人と別れの時間をとることが難しく、忙しすぎてご葬儀の記憶がないという方も多くいるくらいです。
しかし、小さなお葬式を選ぶことで、難しい取り決め事項が大幅に減り、故人との最後の時間を、親しい人たちだけでゆったり過ごせます。
葬儀にかかる費用を抑えることができる
小さなお葬式は、一般的なお葬式に比べて葬儀の費用が大幅に安くなります。規模を縮小することで、参列する人数が減り、それに合う小規模な斎場を抑えることで、結果的に祭壇や装飾もシンプルになるからです。また通夜ふるまい、香典返しなどにかかる費用も人数の減少に比例して圧縮できます。
一方で、規定のサービスを超えてしまうと追加料金が発生してしまう場合もありますので、注意が必要です。
斎場の決定などの手間が省ける
ご葬儀の際に重要なのは斎場、つまり葬儀の会場を抑える事です。普通に生活をしている中で、斎場の事を考えることなどまずありませんよね。まずは空きがあるかどうかの確認、または希望とする規模での葬儀が可能かどうかなど、特に突然の訃報の場合は大変なことが多いです。
小さなお葬式では、提携している会場が全国に4000以上あり、選択肢が多く手配も行ってくれるため、この手間を省くことができます。結果、故人とゆっくりと最後のお別れをする時間が増えることになります。
小さなお葬式が提携している葬儀場・斎場数 | 全国4,000以上 |
対応可能な都道府県 | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
サポートセンターが24時間対応してる
この24時間体制でサポートというのは、かなりありがたいサービスの一つです。
夜間や早朝に亡くなって対応が大変だったというのが、お葬式の現場でよく聞く声です。
24時間電話で対応可能な小さなお葬式はコチラ↓
小さなお葬式は、専用のお客様サポートセンターを設けていて24時間365日対応が可能です。人はいつ亡くなるかわかりませんし、真夜中の場合もあり得ます。そんな時に24時間対応というのは助かりますよね。
さらに、故人が無くなったことによるショックや、経験したことがないご葬儀という場、何かとわからないことが多いのがお葬式です。そのため、何度も担当者に電話でやり取りをすることも多くなります。小さなお葬式のサポートセンターでは通話料もかからないため、出費を抑えることができます。
宗派にこだわらず自由でオリジナルな葬儀形態を選べる
一般的な規模の葬式を選ぶと、お通夜、告別式・お葬式、火葬という儀式の流れが一般的になります、小さなお葬式は、本人や家族の意思を尊重しやすく、簡素でお金をかけずご葬儀を行いたい、無宗派で行いたいなど、形式を自由に選べます。
小さなお葬式のデメリット
小さなお葬式は葬儀会社ではなく、実際には提携している全国の葬儀社が実際の葬儀をすることになります。つまり、この実際に葬儀を行う葬儀会社の対応によってトラブルが起きやすくなる可能性もあります。
追加料金がかかる場合がある
また、以下の場合によっては、追加料金がかかる可能性があります。
・追加でオプションをつけた場合
・何らかの理由で葬儀やご遺体安置の日程の変更したとき
・式場の規模を大きくした場合
小さなお葬式のプランに含まれているものはコストを最大限抑えるため、必要最低限のものになります。しかし、実際にお葬式をやるとなった場合、やっぱりこうしたほうがいい、とか装飾をもう少し華やかにしたい、など色々な思いや意見が出てくるものです。オプションをつける場合、どのくらい費用が追加されるのか、ということをきちんと確認しておくことが大切です。
また参列者や火葬場の都合で、ご遺体の安置日数が伸びてしまう場合も起こりやすいです。この場合、費用がさらに高くなってしまうことが予想されます。また、会場の規模を大きくしたりすることも費用の変動が起こります。
費用をさらに抑えたい方は「オプションメニューの追加しすぎない」と「できるだけ日程に変更がないようにする」ことに気をつけましょう。
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