【小さなお葬式】は最悪というクレームや評判は本当?住職が後悔しない10のポイント解説

小さなお葬式について

■小さなお葬式は「最悪」という評判がネットにあるけど大丈夫・・・?
■実際に小さなお葬式をした人の詳しい体験談や情報が欲しい!
■お葬式やお坊さんへにかかる高額なお布施や、その後の煩わしい付き合いを何とかしたい!

小さなお葬式について現場の声を、住職の立場としてたくさん聞いてまいりました。

ぼーさん
ぼーさん

【名前】 ぼーさん

【肩書】 とある寺の現役住職(15年)
【小さなお葬式】を含め数百件のお葬式を仕え事があるお寺の現役住職であり、実際に【小さなお葬式】を利用した稀有な坊主(笑)

このページでは、現役住職小さなお葬式について様々な角度から語っていきます。

この記事を読むと

・小さなお葬式の正しい知識を得ることができ、費用やお葬式の内容での失敗・トラブル・後悔を防ぐことができる

小さなお葬式の内容やプランを資料で見ながら読むと、より節約のポイントが分かりやすくなります。資料はメールにて無料請求でき、数分~数十分で送られてきますので、ぜひ活用してみてください。

※2023.3.22【小さなお葬式のメリットとデメリット】を追記しました。

\無料でできる資料請求はこちら/

このサイトではアフィリエイト広告を利用しています。

住職から見た小さなお葬式と需要が増える理由

小さなお葬式とは、2009年ごろから始まった、それまで不透明だった葬儀の価格を見直して適正価格にした新しい葬儀の形です。小さなお葬式によって葬式業界には以下の大きな変化が起こりました。

  • お葬式にかかる費用の透明化
  • 家族葬・直葬などの小規模な葬儀形態へに認知
  • お寺との付き合い方・お墓の在り方への変化

そこからお墓の在り方、お寺との付き合い方などに派生し、不透明であった葬儀にかかる費用の内訳を透明化するというこれまでのタブーに触れ、より現代にあった新しい価値を生み出しています。そこから、寺院派遣サービス「てらくる」など、これまでにはなかった新しいサービスも生まれています。

寺院派遣サービスについて、お坊さんの立場から色々な批判の声があるのは事実ですが、実際にその寺院派遣サービスに登録しているお坊さんも多数いる事もまた事実なのです。

ぼーさん
ぼーさん

次に小さなお葬式で葬儀を行う場合、私が実際の現場で見た経験や小さなお葬式を利用して感じたメリットを6つ挙げてみました。

小さなお葬式のメリット
  • 故人との最後のお別れの時間をゆっくりと過ごせる
  • 葬儀にかかる費用を抑えることができる
  • 斎場の決定などの手間が省ける
  • サポートセンターが24時間対応してる
  • 宗派にこだわらず自由でオリジナルな葬儀形態を選べる
  • お寺やお坊さんとの正しい関係と付き合い方を見直せる

小さなお葬式には、費用削減を含め様々なメリットがあります。しかし、こんな都合のいいことばかりじゃないだろう、とツッコミの声も聞こえてきそうです。もちろん、メリットだけではなく、注意するべき点やデメリットもありますので、以下でさらに詳しく説明しています。

実際に小さなお葬式を利用した経験からメリットデメリットを紹介

小さなお葬式にかかる費用って実際にいくら?一般の葬儀と比較して安いの?

葬儀では、ろうそく1本追加するだけで数千円・・・そんなイメージがありませんか?葬儀にかかる費用には謎が多く、葬儀会社の言われるがままに高くなってしまうと不安になりますよね。小さなお葬式はこの点の透明性を前面に押し出しているため、非常にわかりやすい料金設定となっています。

小さなお葬式にかかる費用

基本的に小さなお葬式での費用は、選んだプランによって変わります。このプランには葬儀にかかるサービスや物品など全ての費用が含まれており、葬儀を行う側にとってはとても安心できるポイントとなっているのですね。

ザックリと小さなお葬式の各プランの料金、参列者人数の目安を見てみましょう。

プラン名セット価格人数の目安
小さなお別れ会97,900(税込み)1~5名程度
小さな火葬式174,900円(税込み)1~10名程度
小さな一日葬328,900円(税込み)5名程度~
小さな家族葬438,900円(税込み)10名程度~
小さな一般葬658,900円(税込み)30名以上
さらに小さなお葬式のプランについて詳しく知りたい方はこちらをクリック

しかし提示されているプランの料金は、あくまで決められた範囲内でのサービスであるということになります。そのサービス以上の事を求めたり、場合によっては追加の費用がかかるケースもありますので、注意が必要です。

中でも、火葬料金は都道府県によって無料であったり、料金がかかる場合があり、その場合は依頼者側の負担になるので注意が必要です。

全国の火葬料金一覧表 小さなお葬式公式hpより引用

小さなお葬式の費用に追加料金がかかる場合と注意点へ

一般的な葬儀にかかる費用

次に一般的な葬儀にかかる費用を見てみましょう。

葬儀の形態費用の全国平均
火葬式445,376円
一日葬851,461円
家族葬964,133円
一般葬儀1,493,624円
公益財団法人、生命保険文化センター調査より
ぼーさん
ぼーさん

ざっと見ても、小さなお葬式の2倍以上の料金がかかっていますね。小さなお葬式の費用が安価なのはこの差にあります。これは、例えばお棺のグレードや霊柩車など、一般では高額になりがちなものを徹底的に削減して実現できた料金設定なのです。

もちろん、グレードはの面は価格なりとなってしまうのも事実ですが、グレードを上げたい部分だけに費用をかけることができる自由さもメリットですね。

小さなお葬式の流れと四十九日法要まで

小さなお葬式で葬儀を行うとなった場合、葬儀全体の流れを確認する必要があります。葬儀の流れを確認し理解しておくことで、スムーズにお葬式を行うことになり、余裕を持って故人とのお別れに対応できます。小さなお葬式の基本的な流れは以下の通りです。

小さなお葬式の流れ

小さなお葬式の流れは、基本的な一般葬とほぼ同じですが、プランによってその流れと内容が変化します。火葬式や一日葬などを選択した場合は、さらに内容が縮小されます。

小さなお葬式公式hpより引用

突然の身内の死など余裕がない状態では、基本的なお葬式の流れを把握していないと葬儀会社やお坊さんとの勘違いや伝達ミスなどでトラブルなが起こりやすいので、しっかりと流れとその内容を確認しておくことをお勧めします。

小さなお葬式後から四十九日法要までの流れ

葬儀が終わると、ゆっくりする間もなく葬儀の費用の支払いや故人の各種手続きなどが待っていますそうこうしているとあっという間に四十九日がやってきます。四十九日とは、故人が極楽浄土に向かう日を指します。

四十九日法要までにやるべきこと
  • 四十九日法要の日時の決定
  • 住職の手配
  • 会食の手配
  • お布施などお礼の準備
  • 埋葬許可証や書類の準備
  • 納骨式の準備

お葬式から四十九日法要までには、各種手続きと四十九日法要の準備がやるべき事の中心となります。

49日法要にかかる詳しい費用や準備など、注意点を以下のページで解説しています。

小さなお葬式の評判を口コミやクレームから考察

小さなお葬式に関しての口コミは、様々なものがありますが、中でも目を引いてしまうのは「最悪だった」という批評。そんな口コミの一例を紹介します。

低価格なのに丁寧にしていただきありがとうございました。

紹介先の葬儀屋さんが最高の対応でした!

最悪 二度と頼みたくない

ボッタクリバーみたいな葬儀屋

初めての葬儀で小さなお葬式を選びました。
不安をあおり知らないうちに金額がどんどん跳ね上がっていく、そんな葬儀屋です。
一応無事に?葬儀はおわりましたが、葬儀屋の対応も横柄で気分が悪かった。
帰る準備をしていたら、葬儀屋から次の葬儀の客が来るから早く帰れと言われ頭に来ました。これから先の人勢で喪主になることがあるかはわからないが、二度と依頼したくない。

引用元:みん票

よくない

テレビのCMを見て葬式を依頼しましたがやっつけ仕事でした。できません やれません 自分でやって下さがとても多かった。担当の人は他の葬式を掛け持ちしてるそうでほとんど葬儀場にいなかったです。説明不足と言うか説明を受けてない事ばかりで、火葬場でどうしていいのか分からず火葬場の人に怒られた。

ぼーさん
ぼーさん

口コミを見てみると、極端に悪い評価と良い評価に二極化されているようで、基本的には小さなお葬式の間に入った業者さんとの連携や説明が上手くかみ合わなかったという事がトラブルの原因になっているようです。

しかし実際に私が利用した際には、小さなお葬式から提示された金額の不当な釣り上げなどはありませんでした。小さなお葬式に対しての悪意のあるクレームもあるようなので、すべてを鵜呑みにするのはどうなのかというのが個人的な見解です。

口コミのように「最悪だった」ということにならないためにも、確認すべきところは事前に確認し、料金や飾り物についての有無、延滞料金や追加料金が発生しないかなど、きちんと確認をするようにしましょう。

住職が小さなお葬式を利用して検証!最悪、失敗したというクレームは本当?

小さなお葬式のメリットとデメリット

ぼーさん
ぼーさん

小さなお葬式にも、メリットとデメリットがあります。

メリットを最大限に享受しつつ、デメリットで失敗しないために上手に生かす方法を考えてみましょう。

メリット

・費用を大幅に抑えることができる
・提携している斎場を利用できる
・葬儀後のアフターフォローがしっかりしている

小さなお葬式のメリット

費用を大幅に抑えることができる

「小さなお葬式」の最大の特徴は、できるだけ葬儀をシンプルにして費用を抑えるという点です。

この点は、小さなお葬式側が最も重要視しているところと言えます。

一般的に葬儀にかかる費用の全国平均は一般葬の場合200万円前後だと言われていますので、「小さなお葬式」を利用することで半額以下の金額で挙げることができます。

また、それぞれの葬儀のセットプランとなっているため、必要以上に料金が積み重なる心配がありません。

提携する斎場を利用できる

「小さなお葬式」のメリットの二つ目は提携している斎場を利用できるという点です。

「小さなお葬式」は全国で4,000以上の斎場と提携をしているので、47都道府県のほとんどの場所でサービスを活用することができます。

アフターフォローがしっかりしている

小さなお葬式では、葬儀後の法要、納骨式まで様々なサービスがあります。

葬儀後で、心身共に疲弊しきっている中、こうしたサービスは精神的な大きな負担を軽減することになります。

デメリット

・オプションで追加料金が発生してしまう場合がある
・小さなお葬式側と葬儀会場で若干の相違がある場合がある

オプションで追加料金が発生してしまう場合がある

「小さなお葬式」のデメリットの一つは、セットプラン以外の内容を行いたい場合、オプションとして追加料金を支払わなければならないという点です。

利用できるオプションには下記のようなものがあります。

  • 通夜振る舞い:1人前3,300円(税込)〜
  • 精進落とし:1人前5,500円(税込)〜
  • 返礼品や香典返し: 1,100円(税込)〜
  • 棺の中の生花、献花:5,500円(税込)〜
  • 遺体の湯灌:33,000円(税込)~、普通湯灌 66,000円(税込)~

これらは、追加しなくてもよいものではあるものの、最初から含まれていると思っていたと誤解しやすいサービスでもあります。

その他、よくある追加料金が発生する状況は、火葬場が混雑していて安置日数が規定を超えてしまった場合です。

お別れ葬・火葬式・一日葬プランの場合は3日間、家族葬・小さな一般葬プランの場合は4日間が規定の日数で、それを超える場合には1日あたり11,000円(税込)が発生します。

また、付き添い安置を希望する場合、1日葬プランの場合は告別式の前日に1日分が、家族葬・小さな一般葬プランの場合は通夜後に1日分がすでに料金に含まれていますが、規定の日数を超える場合、もしくは火葬式プランで付き添い安置をオプションとして付けたい場合には、1日当たり55,000円(税込)の追加料金が発生します。

この辺りは、事前にしっかりと確認しておく必要がありそうです。

小さなお葬式側と葬儀会場で若干の相違がある場合がある

「小さなお葬式」は、葬儀会社を斡旋する会社であり、実際に葬儀を行ったり取り仕切るわけではありません。

また、全国には数多くの葬儀会場があり、地域によって考え方や取り組み方、重要視している点が異なります。

この点から、全国すべての葬儀会社を一律で統一する、というのはやや難しい点もあり、斯く葬儀会社と小さなお葬式側と考え方が異なる印象もあります。

この点を防ぐために、事前にお願いする葬儀会社の事を調べた上で、またスタッフとしっかりと話し合った上で小さなお葬式を利用するようにしましょう。

小さなお葬式の体験談

小さなお葬式は実際によく分からない点があったり、実際に行った方の体験談が一番参考になりますよね。私は住職でありながら、近しい親類の葬儀を小さなお葬式でやった事がある、大変珍しい(?)坊主です(笑)

一言で言えば、

ぼーさん
ぼーさん

この値段でこのクオリティは驚いた!!(いい意味で)

もちろん、間に入った葬儀会社のが当たりだったというのもあるかもしれませんが、

  • 値段
  • 対応
  • 葬儀会社

このすべてにおいて満足でしたし、親戚も皆驚きと同時に満足していました。実際に利用してどうだったか、以下のページで詳しく解説しています。

住職が小さなお葬式を利用して検証!最悪、失敗したというクレームは本当?

小さなお葬式でお坊さんへのお布施の費用はいくらかかる?

小さなお葬式をする場合、疑問になるのが、お寺のお坊さんを呼んだ際にいくらお布施を包めばいいのかという事ですよね。現役の住職の立場から申し上げにくいところですが・・・(笑)

結論から言うと、小さなお葬式でお坊さんに渡すお布施の金額は以下によって変わります。

1、小さなお葬式で寺院派遣サービス【てらくる】を利用する
2、菩提寺(お世話になっているお寺)にお願いする

小さなお葬式の寺院派遣サービス【てらくる】を利用する場合

小さなお葬式では、提携しているお坊さんを派遣してもらう【てらくる】というサービスがあります。こちらを利用することで、プランによって変わりますが、6万円~18万円で済みます。

ご葬儀だけではなく、49日法要から年季法要でも寺院派遣サービスを利用することで費用を抑えることができます。

菩提寺のお坊さんにお願いする場合

菩提寺にお願いする場合は、小さなお葬式のサービス以外のお願いなので、菩提寺からお坊さんを呼んだ場合は追加料金がかかっていしまいます。この場合、お布施は全国的な平均からすると、およそ47.6万円。このお布施の料金がプランに組み込まれていると思っていたことでトラブルになるケースもありますので、上記の1か2のどちらを選択するのかしっかり確認しておきましょう。

お坊さん派遣サービス【てらくる】のメリットとデメリット

ご葬儀や年忌法要には、読経を行う基本的にお坊さんが必要です。しかし、菩提寺がない場合や、お布施でいくら包めばいいのかわからないなど、お寺との関係など、住職である私から見てもやるべき事や考えることが多くて大変だなと感じてしまいます。

そこで、小さなお葬式には【てらくる】という住職派遣サービスがあります。住職派遣サービスの【てらくる】のメリットとデメリットを見てみましょう。

てらくるのメリット
  1. お布施が明確でわかりやすい
  2. お布施が明確
  3. 宗派不問
  4. 檀家になる必要がない
  5. 対応範囲が全国
  6. 回忌法要にも対応している
  7. 複数名の法要も同時にできる
  8. 仏具購入のサポートも可能
てらくるのデメリット
  1. お坊さんを選ぶことができない
  2. 菩提寺との関係がこじれる可能性がある
  3. お寺に所属していないお坊さんが来る可能性がある
  4. 料金が高くなる可能性がある

住職という立場の私から見ると、一見お寺やお坊さんを安売りしていると感じたこともありましたが、詳しく知ると近年のニーズに合ったよくできたサービスだと感じます。

リンク先のページで、住職の立場から見た【てらくる】について、さらに詳しく掘り下げて解説しています。

小さなお葬式のお坊さん派遣サービス”てらくる”の評判をお寺の住職が考察

小さなお葬式の納骨式やお布施について

小さなお葬式には、おまかせ納骨プランという定額の納骨サービスがあります。このおまかせ納骨プランは、安く納骨したい、納骨先がないといった方に向けてのサービスで、直接足を運ばなくても郵送での受け渡しができる点もメリットの一つです。

また、お墓のお引越しや散骨など様々なサービスがあるので、納骨やお墓についてもあまりお金をかけたり、今後もお寺などと深く関わりを持つことに抵抗がある方にはおススメです。

小さなお葬式をする葬儀業者の選び方

小さなお葬式は、全国4000か所の葬儀会社と提携をしてます。

小さなお葬式は全国47都道府県、4,000以上の式場と提携していることが強みで、国内のどこででも利用が可能です。

小さなお葬式が提携している葬儀場・斎場数全国4,000以上
対応可能な都道府県北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄
  • 小さなお葬式サイトからお住まいの場所を選ぶ
  • その中で口コミなどを見て判断材料にする
  • 可能なら実際に足を運んで雰囲気を確かめてみる
  • 小さなお葬式で行った経験がどのくらいあるかを調べる
ぼーさん
ぼーさん

小さなお葬式と相見積もりなどで比較してみたい方は、よりそうのお葬式もおススメです!

 9.78万円から全国対応よりそうのお葬式

小さなお葬式と互助会の関係

互助会とは、費用がかさむ葬儀費用の補填の為、月々1000円~5000円のお金を積み立てるサービスです。現在では、全国に互助会の企業数は200社以上あると言われています。

互助会は基本的に昭和の規模の大きな葬儀にかかる費用に対して、積み立てをしていくという考え方で、その葬儀プランには現在増えてきている小規模なお葬式には対応していません。今後はこのあたりも変わっていくかもしれませんが、互助会で積み立てたお金を小さなお葬式で使うという事はできませんので、ご注意ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました