【2024版】小さなお葬式のプラン料金と追加料金がかかる場合や注意点

小さなお葬式について

※2024年3月1日 記事更新

小さなお葬式を利用する際に気になるのは「表示の料金以外に追加料金ってかかるんじゃないの?」というところ。

口コミでも、追加料金がかかった例などもあり、低料金で本当にそれ以上請求されないの?と以下のような不安もでてきますよね。

■小さなお葬式って表示の料金以外に追加料金が増えないか心配・・・
■小さなお葬式のプランの料金と、追加料金が発生するラインって?
■具体的にどういう場合に追加料金が発生するか細かく知りたい

ぼーさん
ぼーさん

そこでこの記事では、小さなお葬式を実際に利用したことがある住職が、それぞれのプランの料金と追加料金が発生する場合の具体例を紹介します。

これらをきちんと知っておくことで、追加料金の心配をせず、確実に低価格でありながらも、真心を込めたお葬式が使えられるはずです。

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小さなお葬式の5つの基本プランを知ろう

結論から言いますと、小さなお葬式は、基本的に許可なく勝手に追加料金を増したりすることはありません。しかし、プランによってサービスの適用範囲が変わるため、そのサービスの範囲を超えた時に追加料金が発生します。

まずは小さなお葬式の5つのプランの料金と、それぞれのプランに含まれるサービスを確認しておくことが必須です。

小さなお別れ葬小さな火葬式小さな一日葬小さな家族葬小さな一般葬
料金129,000円209,000円349,000円438,900円658,900円
葬儀の内容火葬のみ火葬のみ告別式のみ通夜、告別式通夜、告別式
寝台車の移動50km×2回50km×2回50km×2回50km×2回50km×2回
ご安置可能日数3日3日3日4日4日
ドライアイス3日3日3日4日4日
預かり安置
自宅安置
お棺代
仏衣一式
役所などの手続き
運営スタッフ
お別れ用花束
火葬料金
骨壺
遺影
枕飾り一式
自宅飾り一式
式場料金上限5万円上限10万円上限10万円
白木位牌/仏具
線香/蝋燭
焼香用具
受付セット
司会スタッフ
案内看板
会葬礼状30枚60枚200枚
送迎用バス
生花祭壇
供花(一対のみ)
小さなお葬式hpの価格より
ぼーさん
ぼーさん

個人的感想ですが、小さなお葬式の料金プランは変更があったり、割引価格や条件が変わったりやや分かりにくい点があるため、確認が必要です。

小さなお葬式に追加料金が発生する場合

上の表にあるサービスの範囲内であれば基本的には追加の料金がかかりませんが、以下の場合例外的に追加料金が発生することが考えられるため、確認しておきましょう。

1.火葬場の空き状況等によって、ご遺体の安置日数が規定の日数を超えてしまう場合

小さなお葬式では、以下のように各プランのご遺体安置日数に制限があります。

葬儀の形態ご遺体安置が可能な日数
小さなお別れ葬3日
小さな火葬式3日
小さな家族葬4日
小さな一般葬4日

近年火葬場の予約は常にいっぱいな状態が続いており、予約待ちが2日3日ということはザラにあります。

実際、私達お寺側としても、予約状況によってご葬儀の日程が大幅にズレ込むというのはよくあります。この場合ご遺体は、日が経てば経つほど腐敗が進んでしまうため、ドライアイス代や安置する日程の延長など、その管理にかかる費用も必要となります。

ご遺体安置には、プランの規定日数を超えると、11,000円/1日(税込)の費用が別途かかる

しかし、葬儀会社のご厚意で追加料金がかからなかったという口コミも多数あります。

実際私が利用した際は6日安置が必要だったため、追加料金が発生する対象だったのですが、安置場所がやや遠くなるという事を聞かされていなかったことを説明して、その分の追加料金は発生しませんでした。

こうした例外的な対応もありますが、トラブルを避けるため、まずは料金プランや追加料金がかかる倍などをしっかり確認しておくとよいでしょう。

2、規定の火葬料金で火葬が行えない一部のエリアで火葬を行う場合

火葬場によっては、葬儀費用とは別に火葬料金が必要になる場合があります。あまり知られていないことですが、火葬場には民営と公営があります。

基本的には、公営のほうが料金は安いことが多いのですが、その火葬場を運営している自治体の住民が優先になったり、自治体の住民以外は料金が高くなることもあります。これが、規定の料金で火葬が行えない、というパターンで、追加料金が発生してしまう原因です。

とはいえ、火葬は必ず行わなくてはならないため、事前に注意をしておく必要があります。

3.付き添い安置をご希望される場合

小さなお葬式では、故人とご遺族が面会できるようなお部屋を用意できます。小さな家族葬・小さな一般葬プランには通夜後に1日分この部屋を使用できますが、一日葬・火葬式プランにはついていないため追加料金が発生します。

つまり、火葬場の予約が取れなかったり、親族の到着が遅れるため一日葬式を遅らせる、などとなった場合には、こちらの追加料金が発生してしまいます。

付き添い安置の為のお部屋は、規定の日数を超えると55,000円/1日(税込)の費用が別途かかる

4.各プラン規定の式場使用料を超える葬儀場をご希望される場合

小さなお葬式では、一日葬プラン:50,000円(税込)、家族葬・小さな一般葬プラン:100,000円(税込)という規定の式場使用料があります。既定の範囲内での式場でと考えていても、実際に式場を見たら、「もう少し広い方がいいかも・・・」など色々な意見が出てくるものです。

この規定の使用料を超えるグレードの式場を選択すると、式場のグレードの金額との差額が追加費用としてかかります。

5.寝台車または霊柩車での規定の搬送回数のうち、1回の移動距離が50kmを超える場合

ご遺体を運ぶ際、遠方へ移動する場合に追加で料金が発生するという事です。寝台車または霊柩車での規定の搬送回数のうち、1回の移動距離が50kmを超える場合、50kmを超える毎に10kmあたり追加料金が発生します。高速道路などの有料道路を使う場合、または船や飛行機での搬送はさらに追加の料金がかかる場合もあります。

ご遺体搬送の際、移動距離が50kmを超えると、5,500円(税込)/10kmが追加料金としてかかる

6.事件・事故でお亡くなり等、ご遺体の状態が良くない場合

特殊なケースで亡くなった場合、ご遺体の保管や警察に関わる書類の作成などに追加の料金がかかります。また、遺体の状態がよくない場合、必要となるものが発生する場合も、ご依頼主側の負担となります。

7.プランに含まれない物品やサービスをお客様がご希望される場合

一例として、寺院の出仕など宗教者へのお布施、料理や返礼品の追加、火葬場での控室の利用、棺や祭壇の変更など、お客様のご要望により物品やサービス等を追加いただく場合は別途費用がかかります。

特に、菩提寺の住職に読経をお願いする場合には、別途お布施が発生します。
この時に、住職派遣サービス【てらくる】を利用することで、一般的にかかる15万円~20万円のお布施を抑えることができます。

\こちらお坊さん派遣サービス”てらくる”についての住職の解説はこちら/

このような例外の場合に追加料金が発生してしまい、葬儀を依頼する側からしたら「聞いていない、勝手に追加料金が増えた」と揉めてしまうことがしばしばあるようです。口コミを見ると、喪主側の思い込みや勘違い、また間に入った葬儀会社によって追加料金が発生してしまうことが多いようです。

これらのトラブルが発生しないように、気を付けるべきポイントをまとめてみました。

ぼーさん
ぼーさん

これらのトラブルが発生しないように、気を付けるべきポイントをまとめてみました。

  • それぞれのプランのサービス範囲をきちんと確認しておく
  • 決められた日程に変更がないように注意する
  • 飾りつけは、プランの範囲以上は必要ないと念を押して伝えておく
  • 火葬場への距離が遠方になる業者は避ける
  • 葬儀会社との打ち合わせで追加料金がないかどうか確認したか

このように事前に確認や注意を払うことで、小さなお葬式に寄せられるクレームや悪い評価、口コミのようなトラブルは避けることができます。

住職の見解

ここまで、小さなお葬式について、プランの料金、追加料金ががかる場合を解説していきました

最近では、小さなお葬式以外に数多くの葬儀仲介業者が増えてきており、場合によっては小さなお葬式よりも料金を抑えられたり、内容も満足いく可能性も考えられます。

以下に、私がおススメする葬儀仲介業者を紹介しておきますので、無料でできる資料請求や電話相談をして、比較のために相見積もりを取ることをお勧めします。

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