※2024年2月26日 記事更新
近年、散骨、自宅保管など新たな選択肢として納骨式をしないケースも増えてきています。
定額プランで小規模葬儀を行える小さなお葬式では、お葬式の費用を安く抑えることはできますが、納骨についても考えなくてはなりませんし、こんな疑問が出てくると思います。
■納骨式はしなくていいの?身内だけで行って大丈夫?
■おまかせ納骨プランは3万円ってあるけど、追加料金とかないの??
■一般的な納骨式と比べておまかせ納骨プランの費用やお布施は安いの?
■安く納骨する方法は?
■納骨式の流れやマナーや服装について知りたい
近年では、納骨=先祖代々のお墓という概念が変わり、安く納骨をすることができるサービスが増えています。
・小さなお葬式の【おまかせ納骨プラン】にかかる費用やお布施、流れが分かりお墓だけでない納骨の選択肢が増える
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納骨式とは
そもそも納骨式とは、その名の通り故人のご遺骨をお墓や納骨堂などに納める際に行う儀式です。仏教において納骨式は、四十九日法要と併せて読経を行い供養をします。
一般的に、ご遺骨は代々のお墓に納めますが、近年、納骨堂や自宅供養、みんなの海洋散骨など海への散骨、樹木葬など選択肢は幅広くなっています。
こうしたことから、納骨や納骨式をしないという選択肢も出てきます。
納骨式を行う時期
納骨のタイミングは、基本的にいつでも良く決まりや期限などは特にありませんが一般的に仏教では、亡くなってから49日までは自宅でお骨を安置し、四十九日法要の際に墓地で納骨式を行いそれに併せて納骨をします。
納骨式の費用相場
一般的な納骨式にかかる費用の相場です。その他、複数納骨の場合など、相場もお寺や地域の考え方によって変わりますので事前に確認をしましょう。
葬儀形式 | 費用 |
お布施 | 30,000円~50,000円 |
御前料・御車代 | 50,00円~10,000円 |
開眼供養 | 30,000円~10,0000円 |
小さなお葬式で行うおまかせ納骨プランとは?
小さなお葬式では、以下のような方のために納骨プランを設定しています。
- 納骨を安く済ませたい方
- 納骨先がない
- お墓がないけど、家には置いておかない
現代では身寄りがない単身世帯、お墓や特定の納骨先がない方も多く、そういう方向けの納骨プランとなります。おまかせ納骨プランの費用は、小さなお葬式の各プランに追加という形で一律3万円となっていて、追加料金が発生することはありません。
おまかせ納骨プランの準備と流れ
一般的にお葬式や火葬が済むと、お骨上げをし、そのお骨を49日法要まで管理し、そして納骨式という流れになります。
おまかせ納骨プランは、一般的な納骨式をしないというより、納骨式に関わる大変な作業をすべて代行してもらうというイメージです。
最近では、実際に納骨式をしないでご自宅に安置する、自分たちでお墓に埋葬する、海洋散骨をするといったケースも増えているのです。
- 電話で申し込み
- 料金のお支払い
- 必要書類をそろえる
- 御遺骨を送る
- 入金後、御遺骨を粉骨
- 指定寺院で合祀納骨納骨証明書を発行
- 寺院が責任を持って供養
- 納骨する場所の選定
- 石材店に字を彫ってもらう
- 埋葬許可書の用意
- 納骨式を行う場所への連絡
- 会食の場の手配やおもてなしの準備
- お供え物など小物の用意
- 参列者への連絡
- 納骨式(施主挨拶、納骨、読経、会食)
おまかせ納骨プランのメリットとデメリット
おまかせ納骨プランにはメリットもあれば、注意すべき点やデメリットもありますので、しっかりと理解した上で決めましょう。
- 納骨費用を3万円に抑えることができる
- 住職や会食の手配などが必要ない
- 身内だけで完結できる
- お墓や納骨先の事を考えなくていい
- 後継者の事などを考えなくていい
- 一度納骨すると、元に戻せない可能性がある
- 親族の反感を買う可能性がある
- 菩提寺がある場合、トラブルになることもある
- 他人と一緒に納骨されてしまう
一般の納骨式にかかる費用の相場とお布施
次に一般的な納骨式にかかる費用と、その相場を見てみましょう。
お布施など住職にかかる費用
内容 | 料金 | |
①お布施 | 読経料 | 3万円~5万円 |
②開眼法要 | ※新しくお墓を建てた場合 | 3万円 |
③御膳料 | ※会食につかない住職 | 5,000円 |
④御車代 | 住職への車代 | 5,000円 |
⑤お心づけ | ※強制ではない | 5,000円 |
⑥供物料 | ※指定があった場合 | 1万円 |
納骨祭の会食やおもてなしにかかる費用
内容 | 料金 | |
①会食費 | 一人当たり | 3000円~5000円 |
②飲み物・軽食 | 一人当たり | 約500円 |
お墓にかかる費用
内容 | 料金 | |
①お墓 | ※お墓がなく新設する場合 | 150万円~200万円 |
②彫刻費 | 墓石の彫刻にかかる費用 | 3万円~5万円 |
③作業費 | お墓を開けたり実用な作業費 | 3万円 |
納骨式を行い、お墓に納骨をする場合には、色々と経費がかさむことがよく分かります。その場合、小さなお葬式が行う【ohako】というサービスを利用することで、費用を抑えながら、納骨タイプを選ぶことができ選択肢が増えます。
Ohakoでできる6つの納骨タイプ
ohakoとは、小さなお葬式が行う納骨やお墓斡旋サービスです。
- 納骨のタイプとして選択肢が増える
- 費用が明瞭でわかりやすい
- 全国の中で希望の場所から選べる
- 納骨のタイプとして選択肢が増える
- 費用が明瞭でわかりやすい
- 全国の中で希望の場所から選べ
ohakoでは、以下の6つの納骨タイプを選ぶことができます。
タイプ1【お墓】
墓石を建てて、お骨を納める一般的な納骨方法
メリット | デメリット |
代々お墓を継承することができる | 経年劣化に対する維持管理が必要 |
デザインや文字などにこだわれる | お墓を建てる料金が高い |
墓参がしやすい | 継承者がいないときにトラブルになる |
タイプ2【納骨堂】
お墓を建てずに場所を借りてお骨を納める
メリット | デメリット |
屋内のため、いつでも参拝ができる | 他人とし共有スペースなので、会う事も |
管理の必要がない | お盆など、混みあうときがある |
墓参がしやすい | 継承者がいないときにトラブルになる |
タイプ3【樹木葬】
樹木を墓標に見立てて埋葬する
メリット | デメリット |
自然の中で自由に埋葬できる | 埋葬後、お骨を取り出すことができない |
宗派を問わず埋葬ができる | 季節によってはお参りができない |
墓参がしやすい | 認知や理解度が低い |
タイプ4【永代供養】
寺院が遺族に代わり供養を行う
メリット | デメリット |
お墓を建てるより費用が安い | 合祀後は他人の遺骨と一緒になってりまう |
代理で供養してもらえる | 故人の御遺骨の身を取り出すことができない |
追加の費用が掛からない | 継承者がいないときにトラブルになる |
タイプ5【海洋散骨】
御遺骨を海に散骨する
メリット | デメリット |
維持費が皆無 | 散骨後、元に返ってこない |
海が好きな方には最高の場 | お墓参りができない |
親類の理解が必要 |
タイプ6【自宅安置】
御遺骨を手元に残してくようする
メリット | デメリット |
いつでも故人と一緒にいれる | 分骨の残りの御遺骨の場が必要 |
お墓など新しく建てる必要がない | 他人から見ると深いに思われる場合がある |
アクセサリーなどに加工ができる | 加工すると元に戻せなくなる |
それぞれ、メリットやデメリットがありますが、価格が比較的安く、お墓のみというこれまでの考え方とは異なり、家族の意向や経済状況に合わせて選べることが一番大きいですね。
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